2015年9月3日

高機能サイネージ自動販売機「スマートベンダー」を開発、販売


株式会社ブイシンクは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、外国人旅行者への多言語による情報提供や、災害時の対応なども実現した、高機能なデジタルサイネージ自動販売機 「スマートベンダー」を開発し、販売を開始しました。

▼多言語情報提供、安心安全環境構築

  • 「スマートベンダー」は大型のタッチパネル液晶を搭載し、常時ネットワークに接続することにより、速報性が求められる交通情報などを簡単なタッチ操作で利用者に提供します。
  • 外国人旅行者に向け、多言語の文字や音声による情報提供が可能です。
  • 外国人旅行者へのサービスインフラとして課題であった無料Wi-Fiを、「スマートベンダー」のネットワークを利用して提供することも可能です。
  • 搭載カメラによる顔認証機能でテロリストの特定を行うなど、人が集う場所における高度セキュリティシステムとしての活用が可能です。
  • 「Lアラート」(※)からの防災情報、災害情報を表示する機能も備え、2020年以降も必要とされる安心安全環境の構築に寄与します。

飲料自動販売機は日本全国に約250万台設置され、その多くが人通りが多く人目につきやすい場所にあり、旅行者にとっても利用しやすい環境にあります。
ブイシンクは、日本のIoTの好例として「スマートベンダー」を展開し、外国人旅行者をおもてなしします。

なお、「スマートベンダー」は日本マイクロソフトが9/2(水)~9/4(金)に開催する大型イベント FEST2015(http://www.microsoft.com/ja-jp/events/fest/2015/)に参考出品します。

▼主なサービス・機能は下記の通りです。
  • 多言語対応:外国人観光者に向けた各種情報の多言語表示。
  • 運行情報:交通機関の遅延、事故等の運行状況の表示。
  • 乗換案内:外国人旅行者にも分かりやすい、行先までの経路検索。
  • 地域情報:イベント、観光、宿泊、買物、食事等の地域情報の表示。
  • 無料Wi-Fiスポット:自販機内蔵の無線LANルーターにより、外国人旅行者に無料Wi-Fiスポットを提供。
  • AR記念写真:ARにより旅行客等がキャラクター等に変身し、背景と合成された記念写真の撮影が可能。
  • 顔認証セキュリティ:搭載カメラによる顔認証機能を利用し、テロリストの特定など地域の安全に貢献。
  • 災害対応:震災情報・津波情報等、各省庁及び自治体から発信された緊急情報の表示。
  • 音声合成、音声認識:外国人旅行者に向けた音声対話型の情報提供。
  • その他:CM、ニュース、時刻・天気情報の表示。ポイント発行等にも対応可能。


(※)総務省が推進する、安心・安全に関わる公的情報を迅速かつ正確に住民に伝えることを目的とした災害情報共有システム。