2002年6月11日

6月11日発行の電波新聞に「ブイシンク “リスニングポッド”カタログ拡販で効果 年内1000台めざす」という見出しで掲載されました。

以下は要約した文章です。

ブイシンクは、ネットワーク試聴機“リスニングポッド”を昨年末に発売したが、従来のチェンジャー型との差別化によるリプレース需要喚起をも推進し、年内には1千台の普及を目指したい意向だ。
「ユーザーの購買行動をみると、買おうと思う気持ちを持続できるのは1週間。スピードある商品提供がキーポイントとなる。そこで同システムが力を発揮する」(経営企画室)という。
新譜でも効果的だが、導入店のデータではカタログ商品で、チェンジャー型試聴機と大きな差が出る。在庫品だけでなく、取り寄せ効果(客注)も「一般的な比率の3-5倍」(経営企画室)だ。「聴いてもらいたいものを店から提案、あるいは店でユーザーにセレクトしてもらうことで販売効果を上げることができる。そのツールがミュージックポッド」(同)という。
同システムを導入のブロードバンドミュージック(本部・和歌山市)は、カタログ販売比率が約63%、客注は10%、顧客リピート率も70%近く、高収益店舗としての実績をあげている。
こ のほか、発売前の新譜試聴での予約促進、新譜の好セールス期間の長期化、試聴傾向分析による在庫情報の収集、などでも力をみせている。
この結果、在庫の圧縮、回転率上昇による経営基盤の向上に貢献している様だ。